賃貸の基礎知識

賃貸経営のデメリット


 賃貸経営のメリットがいくつもある一方で、デメリットもやはりあります。
デメリットは賃貸経営を行う際のリスクでもあるので、しっかりと知っておく必要があります。まず、マーケット・リスクというものがあります。これは、立地条件、周辺の市場環境ということです。たとえ、敷地が例え緑あふれる自然環境であったとしても、交通不便でコンビニもなければ、肥料の匂いがするなどが条件としてあれば、住み手を見つけるのは難しいと思います。次に、流動性リスクというものがあります。
これは、土地のままなら売却も簡単ですが、いったん上物を建ててしまったらそうはいきません。そしてマネジメント・リスクというものです。これは、賃貸経営にともなう業務は多岐にわたるので、あらかじめ準備し、つねに相談できるビジネスパートナーをつくるべきです。
さらに金利変動リスクでは、借入金の返済とダイレクトに関係してきますし、法的リスクという面でも、三年に一度の税改正で、建築基準法も変わるので、ゆとりを持った資金計画が必要です。最後に、不動産運営リスクというものは、エンジェリー・リスクとも言います。仮に、購入した新車が整備不良であったら、ずっとメンテナンスと付き合わなければなりません。住宅の場合も、高品質の建物を建てないと、あとから予想を超えるランニングコストがかかります。

賃貸経営によって、土地が収益を生むかたちに換えるには、これらのリスクをどんな方法で回避するかということになります。